冒頭は「イルゼの手帳」パロディで幕を開ける。なんか生徒会長の悪事を知った新聞部のイルゼ・ラン
グナーがその悪事を暴くというところでソニーと出くわす。原作との違いはソニーがハンジの子飼いと
いう点で別にイルゼ・ラングナーは無事という点。で、その生徒会の不祥事をスッパ抜いたおかげで
新しく生徒会長選をすることになる。ジャンは女性にもてたいという理由で生徒会長に立候補する気。
エレンも生徒会長になって巨人を駆逐すると宣言してジャンと喧嘩する。いつものパターン。
一方、生徒会室ではマルロが生徒会の腐敗を嘆いていた。ちなみに生徒会の不正はかぶとむし相撲
賭博。話合いする生徒会一年生たちだがアニはなんか怖い顔で寝ちゃっているし（笑）これは原作8巻
第31話のパロディだが実際にアニの寝顔が怖いわけではなかったが逆手にとった高等なパロディ。
生徒会に会長立候補を申し込みに来たジャンに「ここにサイン」と申し込み用紙を渡すヒッチにジャンが
「俺のサインだと？」と言い「俺のことが好きなのか」と勘違い発言でヒッチにぶちのめされる。ジャン、
原作と違いかなり軟派。
ジャンとエレンは立候補のポスター貼りに来るがすでに全面をオルオに貼られてしまう。その上から貼ろ
うとするジャンとエレン。まぁ、なんだな。そうなるだろう。で、世論調査の中間結果発表。１位リコ８％
２位オルオ６％、３位ライナー６％、エレン０％、ジャン０％。全部足しても２０％しかならないのはなんか
実際の議員選挙の投票率みたいでリアルである。そんなジャンやエレンに一発逆転のチャンスとしてイ
ルゼ・ラングナーの手帳には全校の情報が書いている、それを入手すれば選挙に勝てるとハンジがアド
バイス。かくしてイルゼの手帳を巡っての争奪戦が開始される。イルゼを追いかけるジャンとエレン、そし
てライナー。意味分からなく逃げるイルゼだが近道で先回りしたジャンに追いつめられる。しかし、そこに
コニが割って入る。さらにサシャが割ってはいり手帳を奪取する。サシャの「汚い、意外と温いこと言いま
すね」のセリフは「突然の来訪者」からのパロディ。そしてサシャは手帳を見て愕然とする。
その隙にライナーが横取り。サシャは「購買の焼きそばパンは水曜日に入荷数が多い」という事実を知り
満足する。相変わらず食い物のことしか考えていないサシャとニコのコンビであった。かくして手帳の争奪
戦にミカサも加わり熾烈を極める。
そこに立体機動装置を装着したニコが乱入し、手帳を奪い取る。そこに書かれていたのは学校掃除の裏技
であった。いや、そんなもんなんで手帳に書いてあるんだ？？ニコの「分かってたよ・・・生徒会長になれる
秘密兵器なんか存在しないって・・・」の台詞は原作3巻第13話「傷」でエレン暴走時に放った台詞パロディ。
「傷」でエレン暴走時に放った台詞パロディ。かくして手帳争奪戦は幕を閉じて生徒会長
選は最終演説のみとなった。最初はニコ「私が生徒会長になった暁にはさらなる学校の美化のため休み時
間ごとの掃除、放課後の大掃除、休日掃除のボランティアを全生徒に強制させます」と宣言してブーイング
の嵐。当たり前。次、ライナー「俺が生徒会長になったら合宿や水泳大会を積極的に実施し、生徒同士の
きゃっきゃうふふの触れ合いを増やしたいと思います」と宣言。女子からブーイング。愛しのクリスタに「最低」
とまで言われる始末。ライナーこんなキャラだったか？
オルオは喋ろうとして舌噛んで辞退。次、エレン「俺が生徒会長に立候補した理由は学校中、いや世界中の
巨人を駆逐してやるためだ」と言ってブーイングを浴びる。そこでアルミンが代わって演説開始「彼が人類の敵
ではありません」んー原作３巻11話の「応える」の演説パロディ。エレン「いいから黙って全部オレに投票しろ」
と言う（いいから黙って全部オレに投資しろ！」のギャグ）・・・アルミンの説得台無し。当然、原作通りにエレン、
リヴァイに蹴飛ばされる。
最後はジャン。「俺は生徒会長になってにもてたい」と宣言して当然、ブーイング。そこをマルコがカバーするが
逆にマルコを推すイルゼの一言でマルコが生徒会長になる。まぁ、一番まともな人が生徒会長になった。
一件落着である。


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